今年も、コスフォード エアショーに行ってきました。
イギリス国内で、数多くエアショーが開催されていますが、ここコスフォードは、唯一RAF公式のエアショーとなっています。
RAF公式のため、周辺各国の空軍が応援でかけつけてくれる!珍しいショーです。
昨年は、チェコ空軍のMIG-29を観ることができましたが、今年は??
今回も、朝早くに行ったのですが、すでに、見物席の最前列は、埋め尽くされつつある状態。
車を停めて、荷物をかついで急ぎ取った場所は、、、
P-51の目の前!こんな場所が開いているなんて・・・
あまりにも正面すぎて、写真が面白くないので、ちょっとずれたところに停まっていたのは、Boeing Stearman。
当然、後ほどフライトしました。
凄い光景ですよね、P51やStearmanがエンジン始動して、滑走路に向かう姿を目にするとは。

こちら、反対側の駐機場に入ったハリケーン。
去年は、P-47がサプライズ飛行でしたが、今年は、このハリケーンがオープニングセレモニー+サプライズ飛行でした。
そして駐機して、ガソリン給油。
プラモデルのジオラマでしか観たことない、ハリケーンへの給油姿を目の前で観るとは。。。
この段階で、今年も血管飛んでしまいました。

鼻血が出そうなくらい興奮した心を抑えるべく、展示場に向かいました。
退役したばかりのトルネードやジャギュア、ハリアーやドイツ・チェコからの応援機など一杯展示されていました。
が、今年の一番はこちら!
レッドアローのサポート機。
なんとコクピットに入ることができました!
すでに2機も作ったのですが、詳細写真を一杯撮ったので、もう一機つくろうかな・・・

午前中、駐機を観たあとは、滑走路横でデモンストレーションの嵐です。
11時半から、デモンストレーションが始まるのですが、先発は、こちらのRAF Falcons。
パラシュート部隊のディスプレーチームです。
去年は、上空1万フィートからの飛行でしたが、今年は悪天候で3000フィートからの飛行でした。
でも、見事な隊列で着地点にピッタリ!さすがです。

デジカメを持っていかなかったので、iPhoneの画像ですが、こちらユーロファイター。
去年は、最後だったのですが、今年は三番手。
しかし、相変わらずの暴れん坊です。
目の前でアフターバーナ全開の機動飛行。
日本だとNGですね、、、というくらいすさまじい飛行でした(ほのかにアフターバーナーの熱気が感じられるくらい・・・)

そして、私が今年一番楽しみにしていたのが、こちら。
デンマーク空軍のアクロバットチーム、Baby Blueです。
サーブのT-17プロペラ練習機によるアクロバットチーム。
ネットで事前に調べても、検索にひっかからない(現地語と英語は多少ありますが、日本語は一切なし!)、なぞのチーム。
非常に楽しみにしていました。
合計5機によるディスプレイ飛行。
基本、4機編隊と1機のソロによる曲芸飛行ですが、4機のピッタリ息のあった編隊飛行に、激しい機動のソロ。
プロペラ練習機と思えない、すばらしい演技でした!

おきまりのバトルオブブリテン、メモリアルフライト。
今年は、ノルマンディ75年(3/4世紀)と言うことで、アナウンスは、ひたすらノルマンディノルマンディでした。

このあと、おきまり第二段レッドアローズの飛行があり、さ、、渋滞前に帰るかな。
と思ったら、一番の衝撃が。
なんと、メッサーシュミットBf109が突然やってきました!
しかも地上で爆発がある派手な演出。
上空を縦横無尽にBf109が飛んだ直後、スクランブルで、先サプライズでやってきたハリケーンが飛び立つ、という演出。
まさに映画のワンシーンを観ているような演出でした。

日本と違い、大戦機が一杯とび
また、周辺諸国からの応援飛行(ことしは、チェコのグリッペン、ドイツのP-3C,スイスのF-18など)もあり、日本の航空際とは全く異なった趣があり、非常に楽しい一日でした!