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2019/08/14

レベル 1/48 Ju-52 一時完成

突然ですが、Ju-52、完成です!
前回、デカール貼付作業までご紹介いたしました。
その後、説明書と実際のパーツを仮組みしてみて、決断しました。
これ、完成させたら、置き場に困るし、日本にもって帰れない・・・と。

なので、非常に中途半端ですが、デカールを貼付してクリアーを吹いたところで一時完成とすることにしました。

こちらが完成の図。
やはり両翼端幅60cmは半端無いですね。
ブログ開始以来、最大幅の模型でした。
こいつを超えるキットを二つほど日本に置いてきたのですが、完成する日は来るのでしょうか・・・

Ju52-fin11

エンジンは、やはり見えずらいです。
今回は、見えずらいと判断して、プラグコードの設置など諦めて正解です。
でもプッシュロッドケースが別パーツで再現されている、など、結構豪勢なパーツ構成となっていますね。
そのかいあって、見えずらいですが、とても雰囲気出て良い感じだなあ、と思っています。

Ju52-fin12

エンジンは3基ついています。
そして、翼のエンジンですが、微妙にオフセットして取り付けてあります。
エンジンの推進力をフレームで受け止める構造のため、このようなオフセットした形となったのかなあ、、、など色々と想像を膨らまさせてくれる気体です。

Ju52-fin13

翼のモールドです。
実機が鋼管フレームにジュラルミン外板を取り付けた構造ですが、ものすごく良く再現されています。
波形の板に、リベット打ち込みの後など、よい感じです。
単純にシルバー塗装だけですが、とても雰囲気出ています!

Ju52-fin14

尾翼は、本来、赤地にハーケンクローツのマーキングですが、先に書いたとおり現代のルフトハンザカラーにしました
(本当は円が黄色ですが・・・)
外板が波形なので、境界線が曲がらないようにマスキングを慎重に貼ったかいありました。
まあ、逆に線があるので貼りやすかったですが。

Ju52-fin15

機体はオリンピック特別塗装を再現しています。
全てデカールでの再現です。
大型のデカールでしたが劣化など無く、難なく張ることができました。

Ju52-fin17

水平尾翼には、デカール等ありません。
普通にシルバー塗装を行ったのみです。
こちらも、モールドが細かい上、ヒンジなども細かく彫られているので、接着剤等で埋まらないよう、慎重に取り付けました。
アンダーゲートのおかげで、境界までナミナミがしっかり表現できています。
レベル、あなどるなかれ!

Ju52-fin18

主翼後ろ側からです。
翼上のコード番号もデカールで再現しています。
しかし、ちょっと見えずらいですが、外板がナミナミなので、デカールが追従してくれていません!
セッターを何度も何度も塗り、追従させようとしますが、どうしても浮いてしまいます。
仕方ないので、セッターを塗ったあと、棒を使って波にあわせようとしたのですが、見事にデカールが破れてしまいました。
ある方向からみると、破れたところがシルバーで見えてしまうため、黒でタッチアップをしました。
結局、黒で塗るのなら、最初からマスキングして塗装すればよかった。。。
しかも、D - A L Y とマスキングしやすかったので、なおさらです。

Ju52-fin19

とつじょ思い立って作った大型の旅客機 Ju-52です。
当然、コクピットだけでなく、キャビンも作りこみ、荷物室まで再現され、なによりトイレまで作れてしまう!このキット。
非常に楽しかったです。
エンジンもかなり細かく表現されており、かなり良いできのキットですね。
ジュラルミン板なので、各板ごとに色調を変えると、これまたもっといい味のでる飛行機に仕上がると思いますが、そこまでやる気力もなく、一色で塗ってしまいました。

この後、主脚の取り付け、翼固定、尾翼支持棒を取り付ければ完成となりますが、そこは日本に帰ってから(っていつ帰れるのだ??)

皆様なら、もう少し手をいれて、より完成度の高い機体に仕上げることできると思いますが、私的には、これが限界です。
しかし、大型キットですが、結構楽しむことができました。
いいキットですね、このキット、置き場の心配が無ければ、の話ですが・・・

ちなみに、このキット、中古で15ポンドで入手しました。
いま、為替が落ちまくっているので、1928円です。
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2019/08/13

レベル 1/48 Ju-52 組み立て⑥

先々週の夏休みと先週と製作が進んでいたので、かなり作業が飛びます。
シルバー塗装、黒のツートン等々で1週間くらいかかっていたのですが、一気に飛ばします・・・

今日はデカール貼付の紹介です。

この機体、
1930年代のブリティッシュ ヨーロピアン エアウェイ
1930年代のルフトハンザ、オリンピック特別塗装
1990年代!のルフトハンザ
3種類が付いています。

選んだのは、当然オリンピック特別塗装です。

Ju52-decal

機体側面に、大きくベルリンオリンピックとかかかれ、五輪マークが入ります。

しかし、そのほかは、1990年のルフトハンザを選びました。
なぜかというと、1930年代仕様は中途半端というか、規制で完成できないからです。
日本だと、あまり馴染み無いかもしれませんが、ドイツでは、ハーケンクローツの販売・掲示が禁止されています。
当然、ドイツの会社レベルは、ハーケンクローツをモデルキットに付属させません。
(ドイツ国外だとOKなので、日本向けには、アメリカで印刷したデカールが入るのかな?)

ちなみに、Edualdも同じく、説明書にはボカシ。
実際のマークも十字マークと髭4本が別になって印刷されています。

と言うことで、尾翼は、現代のルフトハンザにしました。
それに伴い、本来は赤で塗装するところをルフトハンザブルーで塗りました。

うん、これはこれで良いだろう!と自己満足にひたっています。

さて、ここからが考え物です。
塗装、デカールも終えたので、最終組み立てと行きたいのですが。
組み立ててしまうと、まちがいなく置き場に困る・・・

今後の作業をしばし考えます。
2019/08/12

レベル 1/48 Ju-52 塗装②

相当、ブログと実作業の乖離が激しくなってきました。。。
少しばかり、作業が飛びます。

室内組み立てを終えた本体ですが、塗装の最終段階に入ります。
ジュラルミン板のシルバーを塗り、クリアーを吹き付けて乾燥させた後、ブラックのツートン部を塗ります。
マスキングテープでシルバー部を覆い、境界部をハンドカットしてツートンを塗ります。
ハンドカットですが、塗装ビンを型として使い、円弧を切り出しました。
いい感じに切れたと。

Ju52-2tobe1

下は、こんな感じです。
初め、側面部と底面部、同じ位置でツートンカラーが塗られている、と思っていました。
しかし、説明書を見ると、どうみても同じ位置じゃない。
ネット上に掲載されている色々な方の作例を見ると、やはり同じ位置で切れていない。
と言うことで、説明書通り、ずれた位置でツートンカラーをきることにしました。
こちらは、中央に突起物があったので、ちょっとカットがうまくいはず、食み出してしまいました。
後で、タッチアップしておきます。

Ju52-2tone2

続いて、翼の組立と塗装を。
こちらのキット、ラダーが別パーツとなっています。
説明書を見て、取り付け構造を見て、うーん、どうにも釈然としません。
翼本体とラダーが段違いで取り付けるような感じになるのです。

Ju52-wing1

何かの間違いだろう・・・とまたまたネットで作例とか実機写真をチェックしました。
結果、ラダーと翼は段違い!と言うことが判明しました。

空力的には明らかに抵抗となるのでしょうが、この構造でないと、機体が曲がらないとか翼そのものの強度が足りないとか、色々あったのでしょうね。

Ju52-wing2

翼の組み立てが終わった段階で、こちらも最終塗装にはります。
本体同様、シルバーを塗り、クリアーを吹いてから、マスキングします。
さらに、ブラックを吹いて、クリアを上塗りして終了です。

Ju52-wing-2tone

キットが大きい上、色々な組み立ての順番により、パーツごとに塗り進めた、こちらのキット。
シルバーとブラックの2色だけだったのですが
下地のブラック→ジュラルミンのシルバー→シルバーコートのクリアー→2トンのブラック→トップコートのクリア
と黒とシルバーが入れ替わり
さらに、接着により落ちた塗装のタッチアップを行ったうえ、ところどころでクリアーが入った為、あれ?この部品はどの工程だ???
と若干混乱を生じながら塗り進めました。

機体・翼の塗装が終わったのです、いよいよ最終のデカールに入ります。
2019/08/09

レベル 1/48 Ju-52 組み立て⑤

本体、翼と組み立てきたので、次はエンジンの紹介です。

こちらの飛行機、9気筒星型エンジンが三つ、取り付けられています。
飛行記名も正確に言うと、J52/3mといい、3mがエンジン三つ、と言う意味だそうです。
なんでも初期の頃は、エンジン1個だったそうで。
あとで高性能化を目的にエンジンを2個追加しちゃった、、、という飛行機のようです。

と言うことで、基本は同じ構造のエンジンを3つ組み立てます。

エンジン本体、排気菅が2部品、インテークが1部品、カムロッド部品に、前のカバー
合計6部品で1個のエンジンが組みあがります。

基本は、ガンメタルとダークグレーでエンジンを塗りわけ
フロントのカバーは黒
排気管は錆色
の指定です。

ですが、今回もやってしまいました。
排気菅をシルバーで塗って、クリアオレンジとクリアブルーの焼き色塗装。
これをやるために、エアブラシを買ったようなものなので、ひたすら焼きいれちゃいます。

Ju52-engine

エンジンを組み立てたら、カウルカバーをつけます。
組み立てている途中、何か変だなあ、、、と思ったらカウルカバーが真円では無かったのです。
触媒?か何か分かりませんが、排気菅の途中に何かが付いていて、カウルカバーはこちらを避けるように楕円になっていました。
もちろん、モデルでも楕円を再現しています。
意外と細かい表現していました。

Ju52-cowl

続いて、最終塗装の工程に入っていきます。
2019/08/08

レベル 1/48 Ju-52 組み立て④

機体側の組み立てが進んできたので、次は翼の組み立てに入りました。

翼ですが、基本ジュラルミンのシルバー色です。
なので、まずライナーに付いた状態でブラックを吹きました。
組み立ててから、シルバーを吹こうと思い、主翼の組み立てに入ります。

なにげなく、同じライナーについている上下の翼が右か左だろう、、、とおもって切り出して取り付けようとしたのですが。
あれ?なんか合わない・・・
そうです、同じライナーに上下の翼がセットされているのですが、なぜか左右は逆。
まあ、大した話じゃないのですが、どうして、こうも互い違いに部品を配置したのでしょうか?

Ju52-wing-liner

尾翼側は、上だけ・下だけがそれぞれ別のライナーについています。
まあ、どうでもいいことですが。
そして、尾翼を切り出だして、びっくり。
主翼は、ふちのところが平坦(骨組みが出ている構造)なのですが、尾翼側は、ジュラルミンが端まで覆われています。
このため、ジュラルミンのナミナミがゲートで平坦にならないように、まさかのアンダーゲート処理!
レベル、やりますな。

Ju52-undergate

主翼、尾翼を組み立てたところで、士の字を作ってみました。
ええ、かなり巨大です、このキット。。。

Ju52-temp

続いて、シルバー塗装に入っていきます。